省エネルギー相談地域プラットフォーム
省エネルギー相談地域プラットフォーム 補助事業活動
当該補助事業に基づく各種省エネ支援活動を行います。
省エネ支援活動 目指す世界・・
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平成29年度 省エネ相談地域プラットフォーム事業 第1回専門家等連絡会
第1回専門家等連絡会 閉じる
内部専門家・チームリーダーと外部専門家等の省エネ技術スキル底上げと、円滑なコミュニケーションを行いプラットフォーム事業を円滑に推進するために、第1回専門家等連絡会を行いました。
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会場の倉敷市児島産業振興センター、会場の開催行事案内、会場内の状況
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午前中2部構成で栗原代表理事による、平成29年度PF事業活動方針と、専門家活動と手順と手続きについての説明があった。
PDCAの推進、従来の訪問支援に加えて、合同支援とIT遠隔支援を導入すること、また外部専門家が行うテクニカルレビューに対して、内部専門家がプロセスレビューの実施者としてサポートする体制を整える、等々の説明を行った。
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小林氏による、平成28年度に導入したHP方式書庫の平成29年度版での変更点や機能拡張についての説明があった。大きくは、事務処理の効率化を目指して構築した専門家別の事務書庫、これが目玉である。
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大谷氏によるエネルギー使用全般のオンデマンド管理システムの紹介、電気を始めとする各種エネルギーの使用状況をリアルタイムで取得し、記憶・保存、表示、さらにインターネットを通じてオンラインでデータを監視することが可能なハードとソフトが一体となった構築システムである。電気系統以外はパルスカウントでサンプリングするとのこと。
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中島氏による省エネ支援の事例説明であり、現場レベルでのエネルギー使用量の詳細な把握によって、課題や省エネ支援の方向性が明らかになっていく過程を説明された。まさに「答えは現場にある」を示す格好の事例であった。
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徳富氏による、省エネの進め方をプロセスエンジニアリングの手法を用いて的確に探り当てる事例紹介である。個別機器と系全体を把握しておき、流体等の物質収支と熱収支との(マテリアル)相互関係・バランスを行列式連立方程式に置き換えて、最適解を求めていく。またプラントなど熱と動力を利用する場合、ピンチテクノロジーと称する図解によってエネルギーロスが最小となる手法を解説された。まさにシステム工学の「極み」を垣間見せてくれた。
内容:
- 1.平成29年度PF事業活動方針 ← 講師:栗原茂
- 2.専門家活動の手順と手続き ← 講師: 〃
- 3.書庫・HPの活用 ← 講師:小林昇
- 4.デマンド管理システム試行(FEMSによる電力量等のエネルギー使用量の把握) ← 講師:大谷宏
- 5.支援活動の視点1(エネルギー使用状況の現場レベルの把握で見えてくる課題) ← 講師:中島嵩
- 6.支援活動の視点2(プロセスエンジニアリング手法による省エネの進め方) ← 講師:徳富隆
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